もうリバウンドはしたくない!美しい体をキープするヒミツ

一度は減らしたのに増えていく体重・・・
ダイエットを終えて食事を復活させたら止まらなくなってしまった食欲・・・
ダイエットした人の半数がなってしまうと言われている「リバウンド」。
せっかく頑張って体重を落としたのに、みんなに「痩せすぎたんじゃない?」「もっと健康的になったほうがいいよ」と言われてつい食事を元に戻したらいつのまにか元の体重より太ってるじゃない!
なんて経験をしたことがある人もいると思います。
リバウンドをしてしまうと、「また我慢して痩せなきゃいけないんだ」「でもまた太っちゃうならやる意味もなあ」とダイエットを諦めてしまう人が多く、逆に「太る体質」になってしまうことが多いんです。
痩せることができて、憧れのスキニーもはけることができた!腕も気にせずに露出できるようになった!
そのはずだったのに、もう今はスキニーどころか前履いていたパンツもきつきつ。腕なんてもう見せたくないからノースリーブなんて夢のまた夢・・。
そんなのもう嫌!
ここでそんなあなたに質問です。
リバウンドしてしまうほとんどの人が行っているダイエットには共通点があることを知っていますか?
それは、
「置き換えダイエット」や「断食ダイエット」をしていた
ということです。
そう、リバウンドをしてしまう原因は短期間で痩せようとして「食事制限」をすること。
つまり、ダイエット方法を変えればあなたも理想のボディを維持することができるんです!
痩せた体を維持できれば、またあのスキニーパンツだって履くことができますし、ノースリーブだって夢じゃないんです。
またあの時の「ほっそりボディ」になるために、リバウンドの防止策と痩せる方法をご紹介します。
目次
食事制限のダイエットは危険?リバウンドを招く原因とは
リバウンドには2つの原因があるといわれています。
1.精神的原因
ダイエットをしていると
「甘いものは我慢しなきゃ・・」
「お肉食べたいけど太っちゃうしなあ・・」
と食事制限をしがちです。しかし、我慢すれば我慢するほど、「食べたい!」という欲求はどんどん増していくもの。食べてしまえば最後、食欲が止まらなくなってしまい結果減った体重も戻ってしまう、ということが多いです。
これはみなさんもご存知、というか体験したことはきっとありますよね。
好きなものを口にすることは幸せ。それを知ってしまったら最後、もうおデブの道へと戻ることしかできません。
2.身体的原因
そして、リバウンドをしてしまうもう1つの原因があります。
それは「身体的なもの」。
ダイエットをしているみなさんなら必ずアレを経験したことがあると思います。
そう、「停滞期」です。
せっかく順調に痩せていたのに、「今日も体重減ってるかなあ♪」と体重計に乗るとガガーン。いっつも減っていたはずの体重が減っていない・・・
1日だけならまあ仕方ないと思っていても、しばらく減らない体重・・ああもうここまでだったかとダイエットを諦めてしまう人もいます。
この停滞期がダイエットを諦めさせ、リバウンドを引き起こしてしまうんです。
停滞期は仕方ない?
リバウンドを引き起こす停滞期、実は誰にでも必ず起こるコトなのです。
停滞期は身体的には起こってしまっても仕方のないこと。この停滞期の原因を探っていきます。
停滞期を引き起こす「ホメオスタシス」
「ホメオスタシス?」全然聞きなれない言葉です。
ダイエットをしている人たちは摂取するカロリーを減らそうとする、または運動をしてカロリーを消費しようとしますよね。
これは、痩せるメカニズムである
「 消費カロリー > 摂取カロリー 」
をあなたは実践しているわけです。
しかし、ここでこの流れを止めようとするのが「ホメオスタシス」。
ホメオスタシスは、体の中を一定に保ち、生命を維持するしくみのことをいいます。
じつは、この
「 消費カロリー > 摂取カロリー 」
という状態が続いているとあなたの脳は「今わたしのからだは飢餓にさらされている!」と感じるのです。そうなるとホメオスタシスが働き出します。
健康状態を維持しようと頑張る「ホメオスタシス」
「体を健康に維持しなければ!」と感じたホメオスタシスは、あなたが摂取した食事からいつも以上にエネルギー(カロリー)を取り込もうとします。いつもと食べている量は同じで、消費カロリーを多くすることができているはずなのに、ホメオスタシスが摂取カロリーを多くしてバランスをとろうとするのです。
本当に飢餓にさらされたのならばありがたい仕組みなのですが、ダイエットをしている身としては「おせっかいよ!」と言いたくなってしまいます。
そして、ホメオスタシスがはたらいているあなたの体の中では
「 消費カロリー = 摂取カロリー 」
という式が勝手にできあがってしまいます。こうしてあなたの体は体重が減らない「停滞期」に入ってしまうのです。
食事を減らすのをやめればホメオスタシスは働かなくなるの?
そう思った方、残念ながらホメオスタシスはなかなか消えてくれないのです。
食事制限を一旦止めて、普段通りの食事に戻しても、ホメオスタシスは「飢餓状態だ!危険だ!」とまだ働いています。そうすると今度は
「 消費カロリー < 摂取カロリー 」
という状況になってしまい、みるみる太っていってしまうのです。
これが、停滞期によるリバウンドのしくみになります。
リバウンドをしないために!停滞期を乗り越える2つの方法
もうリバウンドなんて絶対したくない!そんなあなたに停滞期を乗り越える方法をご紹介します。
1.1ヶ月の体重減少を5%以内におさえる。
ホメオスタシスが最大に働くのは体重が1ヶ月に5%以上落ちた時といわれています。できるだけ停滞期をゆるやかにするためにも、過度なダイエットはおすすめしません。
例えば、体重50kgの人がダイエットを行うのならば1ヶ月に落とす体重を2.5kgに抑えるということが継続的にダイエットを行うためのコツになります。
体重はすぐ落としたいものですが、焦らず、ゆっくりと痩せていくことが結果的に理想のボディを手にするコトにつながるのです。
2.停滞期が訪れても我慢!1ヶ月はふんばること
停滞期は必ず全員が迎えるもの。なので、停滞期がきたとしても諦めず、「これは仕方ないことなんだ」と思うことが大切なのです。
停滞期を迎えても摂取カロリーを変えないことで、脳はだんだんと「これって飢餓じゃないんだ!」と判断し始めます。そうすることでホメオスタシスは自然と働かなくなり、今までキープしてきた「 消費カロリー > 摂取カロリー 」の状態に戻すことができるのです。
せっかく減ってきていた体重が止まるととってもショックですし、モチベーションもさがってしまいますよね。しかし、そこを我慢して乗り越えるということもダイエットの1つだと考えて!
そこをふんばれば、ダイエットもきっと成功するはずです。
リバウンドを避けつつ痩せる方法って?
リバウンドを避けつつ、痩せる方法・・それは、「無理な痩せ方をしないこと」です。
具体的には「食事制限」や「断食ダイエット」。これは先ほど説明した身体的な原因(停滞期)のほかにも、精神的にリバウンドへと近づけてしまう可能性があるからです。
3大欲求でもある食欲を抑えることはとっても大変なこと。
女性であれば生理前の食欲を抑えることだってきついことだと思います。
それに、食べる量を減らして痩せた方は、こんなことを言われたことがありませんか?
「なんだか具合わるそうじゃない?」
「顔が白くなったね」
「げっそりした・・?」
厳しい食事制限で痩せると、栄養がうまく行き届かない上に筋肉量も落ちてしまうため、体力を減少させる原因にもなってしまいます。
このように不健康に痩せて、しかもリバウンドをしてしまう可能性も高い食事制限、すっごくきついダイエットに思えてきませんか?
リバウンドを避けつつ、そして健康的に痩せるためにははやり「運動をすること」が大切になります。
運動で美しく!
「ええ!運動なんてきついよ!」
そう思って食事制限をしていた方がきっと多いですよね。
しかし、そう思うのはあなたが今「食事制限しかしていない」ために「体力がない」からです。
運動をすることで痩せるというのは、ただ消費カロリーを増やして体重を落とすだけでなく、こんないいことがあります。
・体力をつけて健康的にやせることができる
・筋肉量がアップすることで脂肪を燃焼させやすくする体になる
・食欲を抑える必要があまりないため続けやすい
どうですか?運動したくなりましたか?
そしてここでもうひとつ、運動をしながら痩せるために欠かせないアイテムがあります。
運動 + プロテインで「痩せる」体に!
運動に欠かせないアイテム、それは「プロテイン」です。
食事制限のダイエットをしていた方なら、「プロテインダイエット」というものを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
しかし、この「プロテインダイエット」は1日3食のうちの1食または2食を置き換えるという方法のもの。これでは結局つらい「食事制限」をしていることと変わりありません。
また、プロテインは摂れば痩せるという効果はありません。あくまでダイエットを「サポート」してくれるものだと思うことが大切です。
プロテインは効率よく筋肉をつけ、脂肪を燃焼させやすくするダイエットのお助け役。うまく使えばダイエットは必ず成功します。
では、ここからプロテインが運動する体にどういった痩せ効果を出してくれるかを説明していきます。
プロテインって?
プロテインってよく聞くけど実際はなんなの?
という方にプロテインについて詳しく説明します。
プロテインは「タンパク質」です。
タンパク質といえば、三大栄養素の1つですよね。
残りの2つは「脂肪」と「炭水化物」になります。
しかしこの「脂肪」と「炭水化物」は体に脂肪をたくわえる栄養素となります。ダイエットをするならば、この2つの摂取は適度に抑えつつ、タンパク質を摂取したいところです。
そして、このタンパク質は、三大栄養素の名の通り、体をつくる大切な役割をしています。
肌、髪の毛、筋肉、臓器、血液など、これらあなたの体をつくっている大切な部位はタンパク質がつくりあげているのです。
そして、運動とプロテインを結びつけるタンパク質のはたらきは
・脂肪を燃焼させること
・運動で傷ついた筋肉の修復をはやめること
といったものがあります。筋肉をつけて痩せるためにはもってこいのアイテムなのです。
プロテインがおすすめのポイント①低カロリーで摂取できる
「タンパク質ならお肉や魚からも摂れるんじゃないの??」
と思った方もいますよね。しかし、ダイエット中のあなたにはここがポイント。プロテインは同じ量のタンパク質を食材で摂取するよりも低カロリーで摂ることができるのです!
例えば、タンパク質を100gの鶏肉から摂取しようとすると次のようになります。
鶏肉100gあたり
・カロリー 229 kcal
・タンパク質 25 g
タンパク質は多く摂れる鶏肉ですが、高カロリーのため、その分消費カロリーを増やすことが必要です。
一方、プロテインはこのようになっています。
プロテイン25g(おおよそ一回分)あたり
・カロリー 100kcal
・タンパク質 18.8g
鶏肉に比べると少しタンパク質の摂取量は劣りますが、カロリーは断然低め。プロテインをとったほうがダイエットには効果的なのです。
プロテインがおすすめのポイント②吸収する時間がはやい
吸収?なんのこと?
と思った方、筋肉をつけるためにはこの「吸収時間」が重要となってきます。
タンパク質は、体内に入ったあとアミノ酸に分解され、それぞれの体の部位にあったタンパク質に合成されます。そのため、筋肉にタンパク質が行き届くにはそれなりの時間を要するのです。
一般的に、肉類や魚類、豆類はタンパク質として体内に吸収されるには4〜6時間もの時間を要するといわれています。
痩せようとして運動をした際、筋肉は傷ついて分解されようとします。ここにタンパク質を送り込むことで筋肉は強くなり、より効果的に運動を行うことができるのですが、運動後にタンパク質を摂取するとなると、4〜6時間経ってしまうため修復にはあまり役立てることができません。
しかし、プロテインは種類によってはやく吸収できるものがあります。
プロテインには「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」「ソイプロテイン」など様々な種類があります。
カゼイン、ソイは吸収に6〜8時間かかるプロテインですが、
ホエイプロテインは2時間でタンパク質を吸収できるんです。
就寝時の肌の修復に、ゆっくりと吸収してくれるカゼインやソイを用いることもできますが、運動後の筋肉の修復はスピードが命。ホエイプロテインは筋肉を効率よくつけるためにはもってこいのプロテインなんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リバウンドの原因と対策、また継続的に痩せる方法についてご紹介しました。
いままでいくらダイエットしても体重が戻る、前より太った、全然痩せない・・という方は「食事制限」といった厳しいダイエットをしていたからではないでしょうか?
厳しいダイエットは諦めたときの反動もその分大きくなります。せっかく頑張って痩せた努力も台無し・・・
しかし、プロテインを使って運動してみるとどうでしょうか。
今までの不健康な痩せとは一変。しなやかな筋肉がついて「痩せたね!」という言葉とともに「綺麗になったね!」と言われるようになります。
そして、筋肉をつけて美しく痩せたあなたはもう以前までのリバウンドしやすかった体とは違います。「痩せる体」へと変化し、以前のようなリバウンドはもうしにくくなっているはず。
今すぐつらいダイエットはやめて、キープできる美しい体を手に入れませんか?
2018/03/30