人目が気になる汗っかきへ! ダラダラ流れ出る汗を止める方法

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汗をかく行為はいたって健康であり、体に対して大切な作用です。

そうは分かっていても、人一倍汗をかくのは恥ずかしいものですね。

例えば、急いで電車に乗ったら、いきなり噴き出してくる汗…。
汗でびちょびちょな姿は情けないし、なんだか匂いも気になります。
しかも、自分だけが汗をかいてる状況なんてまさに最悪です。
「早く汗を止めなきゃ」と思うと、余計に汗が止まらなくなりますよね。

汗の悩みはとても深刻です。
いつ汗が止まらなくなると思うと、安心して人ともしゃべれません。

汗の悩みから解放されて、いつもサラサラの肌で人と話せたら快適ですよね。
もう人前で溢れ出す汗に恥ずかしい思いはしたくはありません。

ここでは汗をかいてしまう理由と正しい汗のかき方、また、すぐに汗を止める裏技をご紹介いたします。

どうして汗をかくの?

汗って何?

当たり前のようにかいている汗ですが、この汗はそもそも何なのでしょうか。

汗は人間の血液から生まれます。
主な成分は水です。
血液中には様々な成分が含まれていますが、この中から水だけを取り出され、体外に排出されるものを汗と呼びます。

温熱性発汗

運動をして汗をかく女性
人間はなぜ、わざわざ血液から水を取り出して汗をかくのでしょう。

それは、大切な血液を使ってでも、人が「体温調節」をしようとするためです。

人間の体温は35~37℃に保たれています。
常にその温度を保つために、気温が高くなったり運動した時は、余分な熱を体外に逃がす必要があります。

汗は蒸発する時の気化熱で人間の体温を奪い、体の温度を保ってくれます。

この体温調節のための発汗を「温熱性発汗」と呼びます。

精神性発汗

プレゼン中の男性
人間は体温調節のために主に汗をかきます。
しかし、汗をかくのは暑い時だけではありません。

「緊張」「不安」「恥ずかしさ」などの理由によっても汗をかきます。
これを「精神性発汗」と呼びます。

人前でのプレゼン中や異性との会話で溢れ出す汗のことです。
「汗をかきたくない」と強く不安を感じてしまうと更に汗をかいてしまうのはこのためです。

汗でお悩み方の多くは、この精神性発汗で悩んでいるのではないでしょうか。

味覚性発汗

キムチ鍋
また、辛いものを食べた時も汗をかきますよね。

これは「味覚性発汗」と呼ばれます。

辛いものだけでなく、苦味や甘味、酸味に反応して汗をかくことがあります。

味覚性発汗の仕組みは解明されていませんが、食べた物の成分に反応して汗をかくのはなく、「食べる」という行為自体に反応して汗をかくようです。
食事中によだれが自然と分泌されるのと同じ反応のようです。

汗の悩みは不安から!いい汗をかいて不安を解決

汗っかきの人が抱える悩みに「汗の匂い」や「見た目の悪さ」があります。
かいた汗が他人に臭いと思われたり、人に馬鹿にされると思うと不安ですよね。

また、「匂いや見た目に対する不安」は「人に嫌がられたらどうしようという更なる不安」を生み、「精神性発汗」を引き起こします。

汗をかくという行為は人の生理上欠かせない行為です。
そんな発汗に精神的な不安があったら悪循環です。

ここでは、自信をもって発汗できる人に嫌がられない「いい汗」をかく方法をご紹介いたします。

「いい汗」と「悪い汗」

暑そうな男性
人間は、汗を身体中にある「汗腺」から分泌します。
汗腺は血液をろ過し、汗として体外に排出します。

「いい汗」とは、体温低下のために必要な水分のみを取り出した汗です。
この汗は、サラサラの状態な小粒の汗で、蒸発しやすく、効率的に体の体温を下げてくれます。長時間汗が滴り落ちるということもありません。これだと、汗をかいてもさわやかな印象ですね。成分のほとんどは水なので、嫌な匂いもないのです。

反対に「悪い汗」とは、汗腺のろ過機能に問題があり、汗自体にアンモニアを含んだ汗のことです。この汗は、ベトベトしており、匂いも強いです。ダラダラとかく大粒の汗で、蒸発しにくく、体温も下がり辛いです。見た目も悪いですね。しかも、体に必要なミネラルまで外に出してしまうので、熱中症を引き起こすこともあります。

発汗は生理的な現象であり、どんな人でも汗をかきます。
しかし、それが悪い汗だと不安になり、精神的発汗をもたらし、更に不安を増幅させるという負のスパイラルを引き起こします。

汗の不安を根本から解決するために、汗腺を鍛え、ろ過機能を正常化し、さわやかな「いい汗」をかく方法を知りましょう。

運動で汗腺を活性化

ウォーキング中の女性
運動不足の人は汗腺の多くが休止状態になっています。

汗腺機能が休止状態だと、悪い汗しかかけません。

したがって、ウォーキングなどの運動によって体中の汗腺を活性化しましょう。
定期的に汗をかく習慣を身につけることが大切です。

入浴で自律神経を整える

入浴中の女性
自律神経とは、心拍や呼吸のように人間の意志とは関係なく働く神経のことです。

自律神経はストレスによって乱されます。
乱れると脳が睡眠時に休まらずに深く眠ることができません。
それによって、疲労が溜まり、不眠やイライラをもたらし、動機やめまい、汗かきといった症状が現れます。

自律神経を整えるには「半身浴」がおすすめです。
まずは、43~44度のお湯に両肘、両膝より下を浸して手足の汗腺機能を刺激します。
10分ほど経ったら、水を追加して37~38度のぬるめのお湯にし、下半身を浸します。

半身浴にはリラックス効果もあるので、自律神経の不調の原因であるストレスを和らげる効果も期待できます。

温かい飲み物で血行促進

温かいお茶
夏場は冷たい飲み物をぐびぐび飲みがちです。
しかし、これでは内臓といった体の内側が冷えてしまいます。

体が冷えてしまうと、汗腺機能も上手く働かず、悪い汗をかいてしまいます。
あえて、温かい飲み物を飲んで、体を温め、発汗を促しましょう。

クーラーの使いすぎには注意

クーラー
夏場のクーラーの使いすぎも、汗腺の機能低下の原因になります。
体の手首や足首が冷たくなっていたら要注意です。
また、外との温度差は体への負担にもなるので、温度設定を見直しましょう。

今すぐ汗を止めたい!カンタン汗止め術

人に嫌がられない「いい汗」のかき方は分かりましたか?
いい汗をかけるようになれば、今までのダラダラとした嫌な匂いの大粒の汗とはおさらばでき、精神的にも安心をもたらしてくれます。

しかし、そうはいっても汗をすぐに止めたい、かきたくないという時はあります。
初めてのデートや大事なプレゼンでは汗をかかずにさわやかでいたいですよね。

ここでは、汗を止める効果が期待できる比較的簡単な方法をいくつかご紹介します。

水分を控えても意味はない!

水分
まず、大量の汗の原因が「水分のとりすぎ」と思っている人はいませんか?

確かに汗の主成分は水分ですが、水分を控えても汗の量にはあまり関係がないといわれています。

なぜなら、大量にとりすぎた水分は、ほとんどが「尿」として排出されるからです。
緊張や不安の時の発汗において、喉はカラカラだけれども汗はダラダラ出る、なんて経験のある方もいるのではないでしょうか?

また、水分の不足は脱水症状にも関わるので、気をつけましょう。

ツボ押しで気軽に汗をストップ

人前での発表は自分の番が近づくにつれ緊張するものです。
人前では着替えもできませんし、汗をハンカチで拭き辛い状況もあります。

そんな時に役に立つのが「手のツボ押し」。

自分の手を指やペンで押すだけで効果が期待できます。
これなら仕事での会議中や他人との会話中でもできますね。
ただ滴り落ちる汗をじっと耐えていなくていいのです。

全員に劇的な効果を保証するものではありませんが、気軽にできる汗止め術なので、覚えておくととっても便利です。

後谿(こけい)

後谿
手を強く握った時に小指の付け根あたりの膨らむ場所を指します。
ここを手やペンで何回か強く押すことで汗を止めることができます。
急に汗が溢れ出してきたら押してみましょう。

陰郄(いんげき)

陰郄
親指の付け根からひじにむかって1.5cmほどの所を指します。
押すと少し痛みがあります。
強めに押してみましょう。

合谷(ごうこく)

合谷
手の甲において親指と人差し指の骨の合流地点から、少し人差し指側にあるくぼみを指します。すぐに汗を止めたい時に押しましょう。また、このツボは頭痛や便秘等にも効果があるツボなので、普段から触るといいかもしれません。

首回りの冷却

女性の後ろ姿
首の周りは大きな血管が通っています。
ここを冷却すると体温を下げることができます。

タオルやハンカチを濡らして首の周りに巻くだけで体温を低下させ、汗を止める効果を期待できます。

また、冷たいペットボトルや缶で直接冷却するのも効果があります。
「熱さまシート」といったものでも代用できるので、汗っかきのひとはお出かけ前にバックに忍ばせておくと安心です。

舞妓さんの知恵!「半側発汗」

舞妓さん
人間の体の仕組みに「半側発汗」というものがあります。
人間の体のある部分を圧迫するとその部分を境に体の半分の汗が止まり、反対の部分は汗をかきやすくなります。

この仕組みは、顔に白粉を塗る舞妓さんが利用しています。
舞妓さんは着物の下で胸を圧迫しており、顔(上半身)の発汗を防いでいます。

これは細いベルトや紐等で、胸から5cmほど上を圧迫することで代用できます。

一時的な効果でありますが、プレゼンといった緊張する場面の前に、服の下に仕込んでおくといいかもしれません。

驚くほど涼しい!ハッカ油

風呂上がりの女性
最近改めて注目されている「ハッカ油」。
ドラックストアで1,000円以下で売られています。

ハッカ油は驚くほど体感温度を下げてくれます。
これは、ハッカ油に含まれるメントールが、皮膚の冷たさを感じる細胞を活性化させるからです。

実際に体温は下がりませんが、体感温度がかなり下がるので、汗をかきづらくなります。

使い方としては、お風呂に3〜4滴入れるだけで冷感を得られます。
また、「ハッカ油スプレー」というものも販売されているので、服やシーツに散布しても効果があります。

ただし、あくまで体温は下げないので、使いすぎると体温が高くても汗が出ずに熱中症になってしまいます。
気をつけて使いましょう。

ハッカ油P 20ml

つけるだけで体感温度を下げてくれるハッカ油

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塩化アルミニウムで汗を抑制

肌のケアをする男性
塩化アルミニウムには汗腺を変性させ、汗を抑制する働きがあります。
皮膚科で相談をすれば、20%の濃度に薄められた塩化アルミニウム水溶液を処方してもらえます。

使い方は、化粧水のように寝る前に顔や脇に使用し、翌日に洗い流します。

個人差はありますが、汗を止める効果はかなり強いです。
医師とよく相談した上で使用し、使いすぎには注意しましょう。

体内から改善!汗っかきのためのサプリメント

サプリメント
最近では体の中から汗や匂いにアプローチしてくれるサプリメントも販売されているようです。メニーナ・ジューのアセッパーは、トマトポリフェノールや緑茶エキス、大豆イソフラボン等の食物由来の成分で体の代謝を整え、発汗を正常化、抑制してくれます。
あくまで、個人差はありますが、初めて2か月ほどでだいぶ改善されるようです。

汗に悩みすぎると、自分に自信が持てなくなってしまい、対人恐怖症にまでなってしまう方もいます。人目を気にしながら、エレベーターや電車に乗るのは辛いですよね。

サプリメントの摂取は効果を期待でき、同時に安心感をもたらしてくれます。

汗にお悩みの方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?

asepper(アセッパー)

体の代謝を整え、汗を正常化

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心に不安がないか見つめ直そう

カウンセリング
汗を止める方法はいくつもあります。

しかし、あなたの汗っかきの原因が不安から来る精神性発汗であるなら、潜在意識の「不安」を取り除かなくてはなりません。

もちろん、いい汗をかくことや汗を止めることができるようになることで、汗に対する不安を取り除くことができたら、精神性発汗を防ぐことができます。

しかし、それ以外、例えば人間関係やストレス、極度の緊張といったことが不安の原因であれば、精神性発汗は続きます。

もしあなたの精神性発汗がなかなか改善しないのであれば、今一度自分の不安要素を見つめ直し、心療内科にて相談することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

汗をかいてしまう原因やいい汗のかき方、汗を止める方法がわかったかと思います。

汗腺や自律神経が弱っていたり、心に不安があると、人よりたくさん嫌な汗をかいてしまいます。しかし、日頃から「体のケア」をしてあげれば、汗の悩みは解決できます。

汗をかいているとなんだか焦っているようで頼りなく思えてしまいます。
でも、いつもさわやかでいれたら素敵な人として周りが認識してくれますよね。

大事なことは焦らないことです。
自分を追い込まずゆったりとした気持ちで自分の汗と向き合いましょう。

みなさんも自分にあった方法を探してみてはいかがでしょうか?

-健康管理, 病気

2018/03/30